なんか最近こんな感じでなんともはっきりしない情報に一喜一憂、な状態ではありますが。
PalmFanさんやnabehisaさんのところでも取り上げられているこれら情報。
Elevation Injects $100 Million Into Palm
PalmInfocenter
Palm、Elevation Partnersからさらに1億ドルを調達、新製品投入に備える
engadget日本版
既に25%の株式(Elevation Partnersのアナウンスでは27%)と引き換えに3億2500万ドルの融資を行っているElevation Partnersが、さらに優先株+ワラント債と引き換えに1億ドルの追加資金を融資、ということなので、その力の入れようはかなりなもの。18日付けの決算発表でもこの12-2月期に厳しい見通しを立てていたPalmだけに、この不安定な経済状況のなかでの追加融資でなんとか乗り切ることができるのか、どうか。
正直Elevation Partnersのファンドとしての実力がどの程度なのか、私個人がよく理解していない、というのはありますが、既に41%の株式を取得してPalmの筆頭株主にもなっているわけですから、経営にも積極的に参画しているだろうことは想像できます。当然回収できる見込みがあるという判断があるからこそ、の融資でしょうから。
そのElevation PartnersのHPにポートフォリオカンパニーの一つとしてPalmの名前が出ていますが。。。
説明を読むと
これまでのPalmPilot、Graffiti、HotSyncといった革新的なアイデアを背景にモバイルデバイスのリーディングプロバイダーとしての実績を持ち、使いやすさで定評のあるPalmOSは世界中で3000万のデバイスへ提供されている。そして今後それらハードとソフトとの融合にフォーカスすることで、ユーザーに新たな体験を提供し、モバイルコンテンツの利用拡大のための製品として、よりいっそうの差別化を図ることができるだろう。
としています。
どうやら、これまでのPalmならびにPalmOSの実績と、独自のハード/ソフト両方を持ち合わせていること、を高く評価している、ということのようです。
それとも単にElevation PartnersのキーパーソンがPalmオタとか(笑)。
まあ、当然こういうところで悪いことは書きませんけど(^_^;)、ってのもありますが、好調なRIMや急成長のAppleの状況を考えれば、やはりハードとソフト、そしてそれに載っかるコンテンツとの融合、というのが今後ますます重要になってくるのは間違いないこと。
そういう意味で"grate things"と称している次期OSとニューデバイスにかける期待は大きい、ということになるのかな、と。
ただ冷静にみて、モバイルコンテンツやデバイスの機能、インターフェースといった部分で、現状デバイスとの差別化が果たしてどこまで図れるのか。個人的には似たり寄ったりな感じでなかなか難しいのかなぁ、と。
そうなるとPalmがPalmとして成長するためには、やはり"ease of use"(先のポートフォリオの中で使っている言葉)にフォーカスし、これまでの資産(つまり減退しつつもまだ根底に存在するPalm OS softwareの資産)を有効に活用することで差別化をし、その上で新しい土俵(つまり新OSと称されるNovaがもつ新たな機能)へプロフェッショナル/パーソナルベンダーを誘導していく、といったシナリオが現実的なのではないかと。ソフトウェアベンダーの誘導という意味では、Appleは後発でありながらある程度成功しているわけでして、Palm自身がいう『BlackberryとiPhoneの中間』という立ち位置をどう切り開いていくのか、が非常に気になるところ。
ま、個人的にはこの厳しい経済状況の中でもサイフの紐を緩ませてくれるような、魅力的なデバイス&OSが登場することを密かに期待しています(^^)。
というか、期待していんだよね!? 頼むよ。





